立花剣友会 活人剣

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■立花剣友会の歴史

新田 繁徳先生
初代会長
新田 繁徳先生

 立花剣友会は、新田 繁徳先生(初代会長)によって昭和43年に創設されました。 新田 繁徳先生は、戦中と戦後まもなく先生が勤務されていた現在の富士伸銅株式会社道場(大阪市城東区放出) において地域における子供達の健全な育成と剣道愛好家に対して稽古場所を提供する目的で富士剣友会を創設されて剣道の指導をされていました。 当時、大阪市内在住の高名な剣道の先生方にもご協力頂き、大変賑わっていたそうです。

 富士剣友会では、新田 繁徳先生が懇意にさせて頂いていた禅宗本山 宇治黄檗山万福寺36代館長村瀬玄妙老師に「活人剣」の文字を書いて頂き、道場の座右の銘とし、富士剣友会の面タオルにも「活人剣」の文字を書いていました。 この「活人剣」という言葉は、江戸時代初期には、「殺人剣」に対しての反意語としてあったそうですが、「今の時代の剣道の修行は、 人と人が刀で切り合う為に技を磨くのではなく、剣道の修行を通して体を鍛え精神の修養をし、 何事にも動じない自分をつくり、自分と人を活かす為の剣の修行をしてください。」と言われて頂いた言葉です。

 その後、学校開放制度が始まった昭和43年に地域ボランティア活動として自宅近くの立花西小学校で剣道を通して子供達の育成に寄与する為、 富士剣友会の座右の銘である「活人剣」を目指した指導を行う立花剣友会を創設されました。 立花剣友会で先生は沢山の子供達を指導されましたが、平成5年6月 83歳でご自分の志を次代に託されてご家族、会員、 関係者に惜しまれながら永眠されました。

 その先生の志は、ご子息である新田 裕之先生(2代目会長)(兄)と新田 雅男先生(事務局)(弟)に引き継がれました。初代会長の後任として両先生は、大変ご苦労されましたが、 会員並びに保護者の方々のご協力によって、平成20年5月11日には立花剣友会創立40周年記念の会を開催し、その際に念願であった万福寺36代館長村瀬玄妙老師に書いて頂いた「活人剣」を団旗として作り掲げました。

 新田 繁徳先生の志は、その灯を消すことなく今日に至っています。



平成23年2月吉日
立花剣友会 指導部



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